桜吹雪で厄落とし

2月末から3月いっぱいは、研究室の引越しと出張とで毎日走り続けてた感じ。なんだか、カレンダーからそのあたりの日々がまるっとなくなっちゃってんじゃないかって思う。
そもそも休憩する暇もなかったけれど、一度シャットダウンすると再起動しないんだ…ってことに気がついたから、ちょっとスリープっていう程度の睡眠を取るくらいでとにかく、翌日、翌日を迎えることに向かうのみだった。気がつけば、目の前に新入生が並んでいて、新年度がすっかり始まっていた。
師匠に送っている季節のお便りは、お雛様のカードも桜のカードも用意していたのに機を逸して投函できなかった。無念。
それで、今度こそ忘れるものかとパンジーとシロツメクサの立体カードを仕入れてきて、あとはポストに…と準備完了だったところに、師匠からメールをいただいた。
ちょっと悲しいことが書いてあった。
それは彼女自身に直接起きたことではなかったのだけれど、彼女が相当淋しいだろうと想像するに余りある内容だった。
師匠の気持ちを考えると、心が痛くて、今も眠れないほど…。
ようやくやってきたうららかな春(今日、明日はちょっと荒れ模様だけれど)、彼女がこの季節を楽しめますように。
そして、私は彼女の弟子として、恥ずかしくないように、ちゃんとしていないといけないと改めて思った。なにしろ師匠は偉大なので、「恥ずかしくない私」でいるのはすごく大変なことなのだ。でも、堂々と、猪熊の弟子でございますと名乗れるようにちゃんとしたい。そのために、自分で定めた「目先の目標」にまっすぐ向かわなくでは。その先に、大目標が待っている。

そんなことを考えた今日。
桜吹雪を浴びるのは厄落としと聞いた。これも一種の浄化なんだろう。

師匠のことを考えながら、私は私の場所で、恥ずかしくない私にならなくちゃ。
…なんてことを思いつつ、降り出したらしい雨音を聴いています。

明日は良い天気であってほしいのだけれど。