代々木上原atamatote2-3-3にて。
谷口広樹個展最終日、仕事帰りに諦めず黙々と移動し、閉廊2時間前に駆け込めた。
今夏に水戸で観た時には陽光の射し込む明るい室内に掛かっていた絵を、今日は街灯もあまりない暗い道を進んで辿り着いたギャラリーで観た。
人気の少ない夜道で地図を頼りに目的地を探しながら歩くのは、なんだか小さな冒険をしているようでわくわくした。
谷口先生の作品はどれも、じっとだまってみつめていると絵の奥から何かが滲み出てくるような気がする。
作品には禅問答みたいなタイトルが附されているから、それも滲みの糸口になる。
ギャラリーは、作品と対面しその滲みを受け取るための空間となるからどんな場所であるかがとても重要で、水戸も良かったが今日のギャラリーもまた良かったなと思う。
夜、というのも良かったのかな、とも思う。
私は谷口先生の絵が好きだから、12月の個展も楽しみにしている。
…会期のご案内をいただいて、もう来週は12月になってるんだな、と気がついた。
ギャラリーにて、「僕の絵と僕」の写真を撮らせていただいた。
同僚、と表するには私のサイズが小さくておこがましいが、仕事の場所が谷口先生のような方と知り合う環境であることを、私の幸運のひとつだと改めて思った。
