ギターの饗宴 

 

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「ギターの饗宴 荘村清志 福田進一 鈴木大介 大萩康司」を聴く@横須賀芸術劇場、次男と共に。

前日の大雪と初めて行くホールということで、無事に到着するのかどうか…、早めに都知事選の投票を済ませて出発。
街の雪は、最低人ひとり分の歩道はどこもきちんと確保されていて歩くのには困らず、残り雪に晴天が照り返してすごく眩しかった。
品川から汐入駅を目指して、普段見慣れない駅名などを楽しみながら移動。「おっぱま」とか、初めて知りました。
横須賀芸術劇場は、とっても立派なホールだった。

プログラムは、以下の通り。

ボッケリーニ「序奏とファンダンゴ」:荘村、福田、鈴木、大萩
横尾幸弘「”さくら”の主題による変奏曲」:大萩
レノン=マッカートニー「シーズ・リーヴィング・ホーム」:鈴木、大萩
「ペニー・レイン」:鈴木、大萩
バリオス「大聖堂」より 第1楽章、第3楽章:鈴木
J.S.バッハ「ブランデンブルグ協奏曲第6番変ロ長調BWV1051」
第1楽章アレグロ、第2楽章アダージョ・マ・ノン・タント、第3楽章アレグロ:荘村、福田、鈴木、大萩

〈休憩〉

モリコーネ「ニュー・シネマ・パラダイス」:鈴木、大萩
ニーノ・ロータ「アマルコルド」:福田、鈴木、大萩
J.S.バッハ「2つのプレリュード」(無伴奏チェロ組曲第1番、第2番より):福田
サイ「リキアの王女」:荘村、福田
タレガ「アルハンブラの想い出」:荘村
ビゼー「ギター四重奏のためのカルメン組曲より」
アラゴネイズ、ハバネラ、セギディーリア、間奏曲、闘牛士:荘村、福田、鈴木、大萩

〈アンコール〉

R.ディアンス「ハムサ」より Ⅴ チュニス チュニジア
マイヤーズ(鈴木大介編)「愛のロマンス」〜「カヴァティーナ」

会場前のポスターに演奏曲目がすべて記載してあったので、独奏はそれぞれ誰が?という予想をしながら開場を待っていたのだけれど、ふたりの予想は大萩さんの「さくら」しか当たっていなかった。
あとから考えれば、独奏は若い順の登場だった。
私と次男と今まで本当にたくさんのクラシックギターの演奏会に出かけてきたけれど、この日の四人は「四天王」という感じ。MCで鈴木大介は「10年くらい前から四人でやっている。最初のころは僕と大萩くんは若手だったけれど、今ではもはや笑点のメンバーのよう」と語っていた。なるほど、とも思う。

演奏曲目は上記の通りにわりと一般のお客さん向けという趣向で、とりどりで賑やかな感じだった。
荘村さんは竹の籠をかぶった虚無僧みたいに姿勢がよく、福田さんは歌舞伎役者風のケレン味があり、鈴木さんはオーラがぱーんとしていて、大萩さんはこの三人に囲まれて大人しくしてる感じだった。本当におもしろいカルテット。
それぞれにギターの響きや演奏に特徴があるので、いろいろ聴き分けてみるのも楽しかった。
この大きなホールは残響に少しくせがあって、何度も聴いたことがある楽曲もそれぞれ趣が違って聴こえるところがあった。こういうところがライブで聴くおもしろさだ。

ギターはやっぱりいいね、大雪が命中してたらコンサートも中止だったかも。運がよかったねと語り合いつつ帰路に。
6月にはこの四人+オーケストラでアランフェスを聴く予定。とっても楽しみ。

そして、明日は私達的に世界一のスーパーデュオ「大萩康司×松尾俊介」を聴きに行く。